ものづくり補助金 過去の採択結果と傾向
ここでは、ものづくり補助金の過去の採択結果をご覧頂くとともに、その傾向をみていきます。
1.過去の採択結果
ものづくり補助金の過去の採択結果は下記の通りとなっています。
※上記表の正確なデータを知りたい方は、中小企業庁等のホームページをご確認ください。
年度によって、バラつきがありますが、概ね、40~50%の採択率になっています。申請者数は、概ね20,000~30,000者程度となっています。
2.令和元年度の傾向
令和元年度、つまり2020年の傾向は、例年と比べて傾向が変わっています。例年の傾向では、募集は春と秋の2回だったのですが、今年は、新コロナの影響もあり、5回の募集が予定されています。現在、2か月に1回のペースで、申請をすることができています。
また、中小企業向けの予算も昨年の1.7倍程度積まれていることから、採択数及び採択率も、例年にない高い数字が見込まれると思います。
3.応募が後になればなるほど採択率は落ちる?!
応募の申し込みが後ろの回になればなるほど、不利になるのか?と、よく質問を頂きます。
上記の表を見て頂ければ、一目瞭然だと思います。結果として、回を重ねるごとに採択率は下がってきます。
理由としては、いくつかあるのですが、その中でも一番は、予算の問題です。国等としては、予算を組んだのであれば、予算は消化しなければなりません。
結果的に、はじめの応募された方は比較的採択率が高くなる傾向があります。
まとめ
今年は、新型コロナの影響もあり、採択数及び採択率は、例年にない高い数字が見込まれると思います。新規事業にチャレンジしたい企業様には、利用価値のある補助金だと思います。