ものづくり補助金 3次募集開始!

5月22日、幅広い事業者が対象となる「ものづくり補助金」の3次募集(8月3日締切)の詳細な情報が発表されました。

今回の公募で注目すべきところは、新型コロナウイルス対策を含んだ事業に対して補助率の更なる引き上げや補助対象経費の拡大措置などが盛り込まれたことです。

まだまだ全国的に新型コロナウイルスの影響はありますが、新しい事業へのチャレンジは待ったなしの状態です。

この補助金は、今から約1年以内の長い期間中に導入する予定のある設備やシステム等の設備投資が対象となります。


新たな設備の導入や新たなシステムの開発を検討している企業様は、このタイミングを新事業の準備のための期間として、この「ものづくり補助金」を活用してください。

補助金名:

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金【一般型(特別枠・事業再開枠含む)】

補助上限額・補助率

新型コロナウイルス対策に関連する取り組みか否か(後述)によって「通常枠」・「特別枠」に分かれます。

その上で、特別枠の場合は「事業再開枠」として新たな事業とは直接関係のない
新型コロナウイルスの感染拡大防止費用(消毒液購入等)も別途上乗せすることができます。

◆通常枠 

補助上限額 1,000万(下限100万円)
補助率1/2(小規模事業者の場合2/3)

◇特別枠 

補助上限額 1,000万(下限100万円)
補助率 
・サプライチェーン毀損へ対応する設備投資の場合 2/3
・非対面ビジネスモデル構築orテレワーク整備に関わる場合 3/4
 + 事業再開枠(消毒液等の購入費用) 補助上限額50万円、補助率10/10

補助金の対象事業

◆通常枠、特別枠共通
新たな機械装置の購入費や他にはない商品の開発費用、新たなシステムの開発費などが対象になります。

◇特別枠の対象要件
新たな取り組みが以下のような新型コロナウイルス対策に当てはまる場合には特別枠が適用されます。

  • 部品が調達困難になったため自社で設備投資を行い内製化して製品供給を継続する
  • 出荷先が営業停止となったため新たな商品を開発し新規顧客を開拓する
  • 店舗販売からEC販売へシフトするための自社システムの開発(加盟金などは不可)
  • VR・オンラインによるサービス提供システムの開発・導入
  • WEB会議システム等を含むシンクライアントシステムの導入 等

◇事業再開枠(特別枠への上乗せ)の対象要件
消毒やマスク着用の徹底、飛沫対策(ビニールシートなど)の導入、換気設備の購入など新型コロナウイルス感染予防のための取り組み。

補助金の対象経費

◆通常枠、特別枠共通

  • 機械装置費、システム構築費
  • 試作のための原材料費(販売するものの仕入費は不可)
  • 外注費
  • クラウドサービス利用費
  • 知的財産権等関連経費 など

◇特別枠のみの対象費用

  • 広告宣伝、販売促進費(全体の1/3以内、補助事業内容に関わるもののみ)

◇事業再開枠のみの対象費用

  • 消毒設備や消毒液、マスク、飛沫防止のアクリル板やビニールシートの購入費
  • 体温計やサーモカメラ、使い捨てアメニティなどの購入費
  • 感染防止を呼び掛けるためのポスターやチラシの印刷費 など

公募締め切り

3次締切:令和2年8月3日(月)
※今後、4次(令和2年11月予定)、5次(令和3年2月予定)締切も予定されています

補助対象期間

令和2年10月ごろ~令和3年7月ごろに導入・支払いを行う経費が対象になります。

加点措置

『経営革新計画』の承認を得ている企業の場合、審査時に加点される優遇措置が設けられています。経営革新計画の承認を得ている事業者の皆様は、チャンスを逃すことなく取り組みましょう!

もちろん、弊社で作成支援を行うことも可能です。
また、設備投資に必要な資金調達ができずにお困りの場合は、
その調達のご支援から行うことも可能です!

お悩みの方はぜひ一度ご相談ください!

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